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「ごめんなさい」 今日で何人目だろう。私は今まで数々の告白を断ってきた。 最初のうちは良かった。何も知らなかったから。 でも彼と居るうちに段々と”人”というものになって、知ってしまった。 それからずっと告白を断る事に対して罪悪感があった。 もちろんこれからも彼が居るので断りますが。 そんな、アル晴レタ日ノコト。 眠たくないからやっぱり寝たい その日も私は告白された。 手紙に指定された時刻に指定された場所に出向いて、予想はしていたけど好きですと言われた。 もちろん、私は断った。 「ごめんなさい」 すると相手は心底残念そうな顔をした。 「そうですか・・・」 だがふと、にやりと笑った。 そこで気付いた。回りを囲まれている事に。 「まぁいいや。無理矢理になってしまいますが、やらせて下さい」 その言葉の意味を理解するのにやや時間が掛かった。 すぐに場を立ち去ろうとしたけど、その僅かなロスタイムが命取りだった。 「っ・・・!!」 私は簡単に取り押さえられてしまった。うかつ。 相手は五人。 もちろんインターフェースである以上はどうにでも出来ます。 ただそれをもし通りがかった一般人に見られると困る事になる。 この場だけを切り離してしまえばその心配も無いですが申請から許可まで時間が掛かる。 自身の情報を書き換えて五人まとめてやっつけても良いですが、学校生活に支障が出ます。 たとえ情報操作でどうにかなっても思念体が黙っているとは思えません。 私が言わなくても長門さんが報告してしまうでしょうし。 そうなってしまえば彼ともそう会えなくなってしまう。 「やめて下さい!」 だから足掻くことしか出来なかった。 「へへっ。嫌よ嫌よも好きのうちさ」 「まぁ、叫んだところでここに人はそうそう来ないけどな。喧騒もあるし叫び声一つ届きやしないさ」 「右手と口を誰か抑えて」 「ほいさっ」 「やめ、むぐっ・・・!」 本当にピンチだった。今ほどピンチだった事はそうない。 だからと言って汚れるわけにはいかない。 私を初めて穢して良いのは彼だけなんだから。 ビリッ。 「んぅ~!!」 制服が力ずくでやぶかれた。 「可愛いブラつけてるんだな。清楚なイメージにお似合いだぜ」 じろりと見られている。嫌だ。嫌だ。嫌だ。 「さて、ではおっぱいのほうをお披露目していただこうかな」 「むぅ~~~!! んぅ~~~~!!」 エラーが起きた。恥という感情が沸き立つ。 見られたくないから私は頑張って暴れた。とにかく抵抗した。 だけど人並みの力で抵抗したってどうしようもない。 とうとう無理矢理取られた。 「あ・・・あ・・・・・」 エラー。顔が熱くなる。 エラー。涙が出てくる。 「やめろぉおおおお!!」 その時だった。聞き慣れてもなお聞きたい大好きな声が轟いたのは。 勢い良く突っ込んできた彼は私を囲む五人のうち一人に見事なまでの飛び蹴りを入れた。 直撃をもろに食らい、私の口と右手を押さえていた人が吹っ飛ぶ。 その人は地面に派手に着地し、やや呻いたあと気絶した。 「キョンくん!」 私は彼に駆け出そうとしたけど、まだ四人に捕らえられているから動けない。 キョンくんは素早く間合いを取って残り四人と対峙した。 「なんだぁ、てめぇは」 突如現れたキョンくんに私を掴む男子達が怯みながら威嚇する。 対するキョンくんは怯む様子も無く怒気、と呼ぶよりも殺気を漂わせていた。 「貴様の質問に答えてやる義理はない。喜緑さんを離せ」 いつもの彼からは想像出来ない程低い声。 「何言ってんだ?」 一人がへらへらと笑いながらキョンくんをからかう。それに対して 「俺の江美里を離せっつうたんだよ。それも解らないか、ド低脳のサルども」 キョンくんもへらへらと笑い―――目は笑っていないけど―――言葉を返した。 「んだとこのヤロウ」 「殺してやろうか、おい」 「なめやがって」 四人が私から手を離してキョンくんの元へと歩み寄る。 「そこらでやめた方が良いぞ、キミたち」 もう一つの聞きなれた声がその場にする。 「てめぇは・・・生徒会長!?」 「その通り。君達がやっていた事は写真に取って転送した」 「んだと!?」 「勿論学校にね。喜緑くんの顔はモザイク処理してあるので心配無用だ」 ふと遠くからサイレンの音がするのが聞こえた。 「学校側は退学処分にすると即決したよ。そして、警察にも連絡してキミたちを牢獄に入れてもらうそうだ」 「ふざけるなこのヤロウ!!」 二人が彼に、二人が生徒会長に殴りかかる。 その間に取られた下着を着衣する。制服は、酷い有様だけど着ないよりは良い。 四人と二人、その勝負はあっという間についた。 「だてに一年SOS団やってるわけじゃないんだな」 「古泉にある程度鍛えられたのでね」 二人の大々的勝利だった。 その後、私に襲い掛かった五人は警察に連行された。 どうやら少年院の前科があったらしく、学校内でも問題視されていた生徒だったと聞かされた。 学校側は彼らを退学に持ち込めるものをずっと狙っていたらしい。 そんな時、私が襲われたのは丁度良かったという事だ。おかげで物凄い怖かったけど。 「大丈夫ですか? ここ座れますか?」 「はい」 私はキョンくんに付き添われて保健室に居た。 保健室の先生は居ないからキョンくんが手当てしてくれる。 制服はもうどうしようも無いから再構成した。 「マキロン塗りますよ」 「・・・っ」 マキロン初体験。ちょっとだけ染みて思わず声が出てしまう。 彼はそんな私を見て少しだけ微笑んだ。 「何ですか?」 「いえいえ、可愛いと思いまして・・・」 「子供扱いしないで下さい」 「はいはい。っと・・・あとは、絆創膏を・・・と。ほい、出来ましたよ」 言われて手当てされた場所を見る。絆創膏や包帯は意外に器用に仕上っていた。 「ありがとうございます、キョンくん」 「いえいえ。それにしても良かったです、間に合って」 「あぁ・・・怖かったです・・・」 「心中お察しします」 彼は私をお姫様抱っこで持ち上げるとそっとベッドに置いた。 「しばらく安静にしといて下さい。インターフェースとは言ってもやっぱり不安です」 「ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えて・・・」 ベッドに腰掛ける彼の膝にそっと頭をおく。いつもながらやっぱり落ち着く。 だけど、何でだろう。今日はやけに膝が震えている。 「・・・喜緑さん・・・」 私を呼ぶ彼。 膝から顔を見上げて、その様子が若干いつもと異なる事に気付いた。だって今にも泣きそうだったのだから。 「俺、凄く怖かったんです・・・もし俺が気付かなくて、あのままだったら喜緑さんが殺されてたんじゃないかとか、そう思うと・・・」 「・・・」 「本当に良かったですよ・・・大好きな人を失わなくて、本当に・・・・・!!」 私は、涙が伝いだした彼の顔に手を伸ばして触れる。 「大丈夫ですよ・・・私はこうやってここに居るじゃないですか」 「・・・そうですね」 「そうですよ」 私は微笑んだ。彼も微笑んでくれた。 「・・・大好きです・・・えぇ、もう本当に・・・大好きです、喜緑さん・・・・」 「私もですよ、キョンくん」 私はそっと上半身を起こして彼に抱きついた。彼も私を抱き締めてくれた。 そのまま私達はそっとキスをした。 これだけで、何もかもを忘れられる。彼の口付けは、優しくて甘い。 ふと彼がハッとして私から離れる。 「あ・・・すいません。休ませなきゃいけないのに・・・」 「いえいえ。大丈夫ですよ」 私はあらためて彼の膝に頭をおく。 「喜緑さんの荷物はあとで会長が持ってきてくれるそうです。だから、学校が閉まる時間まで寝てても良いですよ?」 「ふふっ・・・じゃあ、そうさせてもらいますね」 私はそっと目を瞑る。 ―――何があっても大丈夫。 ―――何があっても貴方が居れば私の時間から笑顔は絶えない。 ―――貴方と笑うために、眠たくないからやっぱり寝たい。
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「山崎」の実況プレイ動画である。 「クイックセーブ」、「クイックロード」はクリアできないからではない。 編集を行わないことにより、クリアまでの過程がぐだぐだになってしまうことを防ぐためのものであり、 視聴者のことを考えて行っている。 このことから「きれいなセーブ」、「すてきなセーブ」とも呼ばれる。 あくまでも保険であることから「山崎保険」とも呼ばれる。 「ブーン」という雑音は防ぎようがないらしい。 ちなみにコメントの多くを占める「キモい」は誉め言葉である。 山崎動画とは(ニコニコ大百科) http //dic.nicovideo.jp/a/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E5%8B%95%E7%94%BB
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銀魂 天人(宇宙人)が来襲して、突如価値観が変わってしまった町、江戸。宇宙人、高層ビル、バイクに電車などなど何でもありの世界で、変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた。男の名は坂田銀時。通称、万事屋・銀さん。いい加減で無鉄砲。おまけに糖尿病寸前の甘党。でもキメるところはさりげなくキメたりして…。 笑えて、泣けて、心温まる、銀さんとその仲間たちの生き様、得とご覧あれ! ※wikipedia(銀魂ページ)より 銀魂Youtubeアニメ動画プレイリスト 【アニメランキングに参加】 一日1回クリックお願いします。 銀魂銀魂Youtubeアニメ動画プレイリスト130話 120話 110話 100話25話 感想、リンク切れなど [部分編集] 銀魂131話~はこちら 130話 第130話 猫好きと犬好きは相容れない 【Veoh】 【B9】 【Youtube検索】 【Veoh検索】 第129話 拾い食いに気をつけろ 【Veoh】 【Youtube検索】 【Veoh検索】 第128話 会ってもわからないこともある 【Veoh】 【Veoh検索】 第127話 会わないとわからないこともある 【Veoh】 【Veoh検索】 第126話 文字でしか伝わらないものがある 【veoh】 【Veoh検索】 125話 最終章 突入! 124話 おねだりも度がすぎれば脅迫 123話 いつも心に一本のドライバー 122話 想像力は中2で培われる 121話 素人はプラスとマイナスだけで十分だ [部分編集] 120話 【アニメランキングに投票】 120話 海外の日本料理店の味はだいたい学食レベル/一度取った皿は戻さない? 119話 タバコは一箱に一、二本 馬糞みたいな匂いのする奴が入っている 118話 腰は曲がってもまっすぐに 117話 美は夏の果実の如き物 116話 亀の甲より年の功 115話 夏休みは始まる前が一番楽しい 114話 プリンに醤油かけたらウニの味がするって言うけどプリンに醤油かけてもプリンと醤油の味しかしない 【Youku】 113話 便器を磨く事これ心を磨く事なり 122話 想像力は中2で培われる 【Veoh】 111話 NH物は絶対彼女に見つかるな/ほぼ100%の確率でビニール傘を置き忘れてくる自分が嫌い 「Youtube1/3」 「Youtube2/3」 「Youtube3/3」 [部分編集] 110話 110話「人は皆、自分という檻を破る脱獄囚」 「Veoh」 109話「人生は試験だ」 「Veoh」 108話「言わぬが花」 「Veoh埋め込み」 107話「親の心子知らず」 「Veoh」 106話「恋愛ってたいていサドンデス方式」 「Veoh」 105話「何事もノリとタイミング」 「Veoh」 104話「大切なものは見えにくい 」 「Veoh」 103話「長所と短所は紙一重 」 「Veoh」 102話「オタクは話し好き」 「Veoh」 101話「掟は破るためにこそある」 「Youtube」 | 【Youtube検索】 [部分編集] 100話 100話 「好かれないものほど愛おしい」 「Youtube」 | 【Youtube検索】 99話 「人生もゲームもバグだらけ」 「Youtube」 98話 「ゲームは一日一時間」 「Youtube」 97話「昔の武勇伝は三割増で話せ 盛り上がればいいんだよ盛り上がれば/花屋とかケーキ屋の娘に男は弱い」 「Veoh」? 96話「男なら諦めるな」 Veoh 95話「男達よマダオであれ」 Dailymotion 94話「銀さん線撮りになるの巻/電車に乗るときは必ず両手を吊り革に」 「Youtube」 「Pandora」 93話「ヒーローだって悩んでる」 「Veoh」 92話「人の短所を見るより長所を見つけられる人になれ」 91話「やせたいなら動け 食べるな」 [部分編集] 25話 [部分編集] [部分編集] [部分編集] 【Youtube検索】 感想、リンク切れなど 銀魂最高ー -- kousei (2009-08-03 11 03 21) おもちろーい -- デブ宏 (2009-09-11 14 15 14) 知るかーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!! -- 浅日銀時 (2009-09-24 11 32 00) 全部みれません・・・ -- なな (2009-10-24 23 17 34) みたいよーーー!!(泣) -- umeko (2010-01-11 13 13 51) 見れない人って結構いるんだ。。。どうなってるんだ?ほかのサイトも見れない -- 名無しさん (2010-01-15 17 01 12) 私 銀魂みたよ 銀さんかっこいいよ! -- 神楽大好きっ子 (2010-03-24 16 49 54) おもしろ -- れつ (2010-03-26 18 05 16) おもろ!!(笑) -- N・S (2010-04-04 10 43 29) みれない -- かす (2010-04-07 14 37 14) 全部見れない・・・規約違反って、した覚えないよー!! -- 名無しさん (2010-04-11 17 56 23) 銀魂どうやったらみれるんですかー? -- 謎の人 (2010-05-07 16 32 13) 大好きだぁぁぁ -- 神威大好き (2010-05-08 09 47 45) 超かっこいい -- 神威 (2010-05-08 09 48 27) たこ様ウインナー命ある❤ -- 神楽ある♪ (2010-05-14 19 31 35) みつば出てくるの何話だっけ? -- 名無しさん (2010-05-26 21 16 37) 銀魂ぁぁぁぁぁぁぁ -- まだお (2010-05-26 21 17 56) 見れーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん -- ぱ (2010-06-02 18 46 37) すいません、見れないんですけど。誰かァ、直して下せェ。 -- つばき (2010-06-13 16 47 30) 我は神なり神だ -- ゴット (2010-06-30 21 26 40) 3zアニメにならないかな -- ユア (2010-07-22 20 55 49) 銀魂だいすきーーーー -- ぽゆ (2010-08-03 16 55 23) なぜだ・・・見れぬw -- **** (2010-08-09 10 04 25) 見れないの自分だけじゃなかったんだ;; -- 見れない同盟 (2010-08-18 15 55 18) ほんとにおもしろいわーーーーーーーーーー -- まる (2010-08-19 08 06 30) 銀魂大すきだ~~~~~~!! -- ヒーチャン (2010-08-22 15 42 40) 沖田=命 -- QQQ (2010-08-22 18 53 50) だんなぁ~ファンふやしてくだせ~ -- zzz (2010-08-22 19 03 23) まかせろ! -- haru (2010-08-22 19 06 00) アニメが終わっても一生ファンでいるゼ!!!!!。 -- 銀魂だけを・・・ (2010-08-22 19 12 55) ズラじゃない桂だ!!桂大好き~!!! -- ゆり (2010-10-10 17 51 06) やっぱり銀魂最高 -- 金時 (2010-10-31 19 57 49) 晋助命! -- あかり (2010-11-07 14 58 53) 銀魂ぁぁぁぁ やったー見れたぞーー -- 銀時大好き (2011-02-19 12 22 34) 見れない見れない見れない見れない見れない見れない見れない見れない見れない見れないよー -- ひどーい (2011-04-04 15 42 28) 銀魂最高ーちょーおもれー -- 名無しさん (2011-04-05 17 04 18) いつ見ても飽きない -- ゆうい (2011-04-13 10 45 25) やぱおきかぐ -- 癒羽依 (2011-04-13 10 46 57) 銀魂最高!!!!!!!! -- 坂本♪ (2011-04-30 21 03 18) omoro -- ayy (2011-06-02 19 26 40) 3zも普通の銀魂も大好き!!定春大好き!! -- 夢姫 (2011-06-12 20 27 54) 銀魂は、見てても飽きないし、そ・れ・に~~~~~~~~、キャラクターほとんどがカッコいい~~~~~~し、面白すぎーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!! -- ??? (2011-08-16 19 29 22) 最高に銀魂面白い(あはははははははははははははははははははははは) -- ???! (2011-08-16 19 30 50) 沖田と土方大好きだーーーーーーーー -- ???!!! (2011-08-16 19 31 45) 見れないー(T_T)みたいよ~! -- るり (2011-10-28 14 27 03) 見れないよ〜(T_T) いくらなんでもひどすぎる -- 名無しさん (2012-02-28 17 29 28) 見れないのは残念だわ~。でもなんで見れないとか言ってる人は本気で言ってるのかww自覚なしか?こういうのは自覚したうえでみるんんだ -- 名無しさん (2012-08-09 15 13 14) 名前 コメント このページは銀魂のYoutube,Veoh,Dailymotion,Daum,Pandora等のアニメ無料動画紹介ページです。 タグ:Youtube,アニメ,ドラマ,動画,映画,wiki,無料,銀魂,銀さん
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――午前5時、ロマーニャ基地周辺にて―― 俺「はっ……はっ……」タッタッタッ 俺は基地の周りを走っていた。 朝は早く起きて、作業が始まる前にランニングをすることを日課にしている。 この世界に来て、そして再結成された501に配属されてから約一週間が経った。 あの日出会ったおじさんの紹介で軍に入ったものの、俺のここでの役割といえば、男性兵達のために掃除洗濯その他雑用諸々をこなすこと。 あのウィッチ達に会えることを期待していたが、配属時に見かけたミーナ中佐一人を除いては、挨拶どころか、間近で見ることさえも出来ない。 男性との交流が極力避けられているためであろう。ご飯を運んだときの整備兵の自慢話ぐらいが唯一の情報だった。 帰る方法が分からずに、ただただ時間が流れていく。このままどうなってしまうのだろう。 「…はッ!…はッ!」ブンッブンッ どこからか声と棒を振るような音が聞こえてきた。こんな朝からここにいるような人は、あの人しかいない。 今日はいつもと違う所を走って正解だったと思い、俺は期待をしながら音の聞こえる方向へ走っていった。 木々を抜け、海岸に出たとき、木刀を握っている女性を見かけた。 ガサガサ 坂本「んっ……誰だ」 木刀を構えつつ、振り返って俺の方を見る。 やっぱりもっさんだ。 俺「…は、はっ!一週間ほどまうぇにこの基地に配属されました、俺…二等兵であります!」 緊張して上手く言葉が発せない。ついに俺もっさんに話しかけちゃったよと心の中で喜ぶ。 坂本「そうか…知っていると思うが、私は坂本美緒少佐だ。ところで、お前はこんなところで何をしているんだ?」 俺「えっと…身体を鍛えるために、毎朝走ることを日課にしておりまして…」 本当はウィッチの誰かと偶然出会うかもしれないという理由もあるが… 坂本「おぉ、朝練か!それは良いことだな。宮藤達にも見習って欲しいものだ。」 俺「(宮藤……)ありがとうございます。あの…坂本少佐も朝練を?」 坂本「ん?まぁ、そんなところだ。ところで…一週間前と言ったな?ちょうど『彼』と同じ時期に配属か…。見た限り歳も近そうだな。」 俺「は…はい…。」 俺がこの基地に配属して、一番気になったのは「彼」の存在だ。 この世界に来て、あの忘れられない体験をした日はどうやら、トラヤヌス作戦が失敗した日であるらしい。 501が再結成され、完全にアニメ2期の舞台とそっくりであるはずが、彼が、男がウィッチーズの12番目の隊員としてに登場する。 原作者も股間督も、男は出さないと言っていたはずだが…。 俺がこの世界に来たため、本来あるはずの世界に影響が出て、変わってしまったのではないか。 というより、この世界自体、すべて幻想で、俺自身がおかしくなっているだけとも思ったが、さすがに一週間以上リアルな暮らしをしているため、ただの夢とはとても言い難い。 それにしても、なぜ彼には魔力があり、ウィッチなのだろうか。 坂本「あいつは男なのに相当な魔力がある。しかも宮藤以上だ。訓練も熱心にする奴だから、鍛え甲斐があるな。模擬戦でもなかなかの腕前だったぞ。」 俺「そうですか……彼少尉は他のウィッチの皆様とはもうお知り合いに?」 坂本「あぁ、大分仲良くしているな。ただ、なぜこの基地に男の彼が配属になったか……まぁ、話はここまでにしようか。そろそろお前も作業の時間が近いだろうし、ウィッチ以外の交流はミーナから極力避けるよう言われているからな。」 俺「……はい。お話ができて光栄です。」 ――ハンガーにて―― 俺「朝食をお持ちいたしました。」 おじさん「おぅ、すまねぇな。」カチャカチャ 俺「…やっぱり、また徹夜ですか…。」 おじさん「んまぁ、あいつ(彼)専用のストライカーを整備するのには時間がかかるのよ。相当な魔力を持っているしな。」 おじさんはこの基地に配属されていたベテラン整備士だった。俺と出会った日は、どうやら買い出しでロマーニャに訪れていたらしい。 俺「あまり無理はしないようにしてくださいよ。」 近くにある机に朝食を乗せたおぼんを置く。なにやら複雑なストライカーの設計図のようなものがそばに置かれていた。 おじさん「お前があの時にあんなことしなけりゃ、俺はここにいないわけだが…その分頑張ってるってわけよ。」 俺「……ま、まぁ、いいじゃないですか…生き……ていたわけだし。」 「生きていた」と話すのに戸惑った。俺はこの人を殺そうとしたし、あの時もし救助が来なかったら……。 火の海と化した街と、あのネウロイの怖さが頭に焼き付いて忘れられない。 おじさん「…そうだな。あぁ、そこに洗濯物があるから持ってってくれ。もう二日も風呂に入れない状況なんだよ。」 びしょ濡れで山道を走った時の、泥と汗が混じった靴と同じ臭いがした。 俺「りょ……了解……。」 ――基地内、洗濯物干し場にて―― 俺「……よし、全部干し終えたぞ。」 男性兵の全ての洗濯物を干し終わった。男共の服は洗濯しても臭いはなかなか落ちない。 今日は洗濯物が多いせいか、時間もかかった。どうせなら、俺はウィッチ達の洗濯物が干したい。 洗濯のカゴを持って、中に戻ろうとしたとき、向こう側に干されている物が気になった。 男用の干し竿から少し離れて、ウィッチーズ用の干し竿が設置されており、何人かの服とズボンが干されていた。 俺(しかし…本当に同じ服しか持ってきてないんだな…ん、これは誰のだろう?) 見覚えのないウィッチの服……あぁ、そうか彼の服だ。一緒に干しやがってと嫉妬する。 俺もあの時、もし魔法が使えたら……はぁ…結局この世界でもこんな役回りか…くそっ…。 ため息をつき、振り返って屋内に入るドアを開けようとしたとき… 「きゃぁ!」ドサッ 俺「おぉう!?」 誰かにぶつかって倒れてしまった。謝らなくてはと思ってすぐさま立ち上がる。 俺「す、すいません、あの~大丈夫で…す……み、宮藤芳佳…」 宮藤「痛ってて……あ、すみません!洗濯物を取り込むのに急いでて…」 俺「いえ、こちらこそ…。」 目の前には、あの宮藤がいた。しかも今話している。にやけてしまい、俺はきっと今、気持ち悪い顔をしているだろう。 宮藤「あの…なんでいきなり私の名前を?」 俺「へっ?あぁいや、ほら、有名じゃないですか?大きな戦果も上げているお方ですし…会えてうれしいなぁ…と。」 宮藤「え、えへへ、有名ですかぁ~」 俺「はは………自分は俺二等兵です。一週間ほど前からここに配属されました。」 ここは自己紹介をせねばと思った。 宮藤「俺さん…ですか。一週間と言ったらちょうど彼さんが配属されたときと一緒ですね!」 俺「(また彼か…)…はい。どうやら彼と俺は歳も近いみたいで。」 宮藤「そうなんですかぁ~。あ、洗濯物取り込まなくちゃ。」 俺「…邪魔をしてすみません。それでは…」ガチャ 緊張して、俺はすぐドアの中に入ってしまった。 手の届かない、ウィッチである彼女をあんな間近で見てしまった。しかも会話してしまった。 俺は元から、何でも懸命に取り組む宮藤を気にかけていた。今の出来事で完全に心を打ち抜かれた。 俺「でも……彼、か……」 次の日、彼、宮藤、リーネ、ペリーヌの四人は、アンナさんの元へ箒修行へ向かった。 ――数日後、食料庫にて―― 俺「じゃがいも…じゃがいも…っと、あったあった。」 夕飯の準備で、俺は食料庫にいた。使う分の食材をカゴに入れる。 すると、ドアの外から女の子達の話す声が近づいてきた。 宮藤「今日は肉じゃがにしようと思うんだよね~。」 リーネ「うん、おいしく作ろうね。」 宮藤とリーネだ。 ガチャ ドアが開いた。俺は思わず、木箱の後ろへ隠れてしまった。 宮藤「じゃがいも…じゃがいも…って、あれ?野菜が沢山入ったカゴがある。」 リーネ「本当…誰かが忘れたのかな…。」 二人が木箱の近くに近づいてくる。隠れるんじゃなかったと思い、ひょっこり顔を出して挨拶しようと思う。 何日ぶりだろう。せっかくまた会えたのだから、今回こそはしっかり会話しようと意気込んだ。が… ガチャっとまたドアが開く音がした。 彼「おーい。バルクホルン大尉が二人を手伝えって言ったからきたぞ。まったく…配属されてまだ日が浅いからって…。」 宮藤・リーネ「彼さん!」二人が振り返る。俺には気付いていない。 彼が入ってきたのか?俺はまた木箱の裏に隠れ、こっそりと彼の顔を見た。近くで見ても勇敢な顔立ちだ。 リーネ「あ…、あ!私ミーナ隊長に呼ばれていた用事を思い出したから、先に食堂に戻ってるね!」ガチャ そう言ってリーネは食料庫から出て行った。なんだか嬉しそうな顔で。 宮藤「り、リーネちゃん!?」 バタン ドアが閉まるとシーンと倉庫内が静まりかえった。 宮藤「……あ、あの…あの時はありがとうございました…」/// 彼「ん?…仲間を助けるのは当然だろ?」 なにやら話している。何の話だ?そういえば整備兵から聞いたな。箒修行の時にネウロイと戦闘して、宮藤が危なかった所を彼が救ってお姫様だっこがなんとか。 俺が宮藤の方を見ると、顔を真っ赤にしていることに気がついた。 宮藤「なんていうか、とっても嬉しかったです…彼さんが駆けつけてくれたとき…」 彼「そうか。どういたしまして。」 彼が少し照れながら笑顔で答えた。 宮藤「それじゃあ一緒に…食材運びましょうか…」/// 宮藤は赤くなりながらも、ワクワクしている様子だった。 この時、俺はガクンと全身から力が抜ける感じになった。 気付いてはいたが、認めたくなかった。俺にだってわかるよ。この状況を作り出すとは、流石ですねリネット曹長。 あぁ、そうか。 宮藤は彼のことが好きなんだ。 ~つづく~ 次回予告 俺はなぜこの世界にいるのか。なぜ俺は俺のままなのか。 悩み、疲れ果てていく日々。 そんなとき、最新型のジェットストライカーが到着する。 襲来する大型ネウロイ。本来なら倒すことが出来るはずが… 無線から聞こえる悲鳴。そこで見たものは、アニメとは違う別の展開だった。 次回、やっぱり俺は俺 第3話「俺にできること」
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•【ゲーム】君が主で執事が俺で(PS2) •【作者名】チャコ •【完成度】完結 •【動画数】11 •【part1へのリンク】 •【共通ルートマイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/28751159 •【朱子ルートマイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/32076410 •【備考】ヒロイン選択から始まりますので、最初から見たい方は上記の「共通ルート」からお願いします。
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あげれ=
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FC2動画 誰でも簡単に、自由に投稿できます! wmv、mov、各種mpegファイルなども最大約100MBまで変換。さらに有料会員になれば、アップロード上限が300MBに! flv なら無変換でオリジナル画質そのままでアップロード。 公開範囲を友人までに選択できて、メンバーだけで共有も可能。 ブログ や ホームページなど、自分のサイトにも動画が設置できます。 FC2動画の最新情報 大沢逸美 変態教師がセーラー服JKを陵辱指導 二宮沙樹 熱いザーメンを顔で受け止める オセロ 松嶋尚美の高速フェラ チ○ポをしゃぶりながら見つめる目がとってもエッチですね! 5 item(s)
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